文章力を上げるコツやルール
⑬たとえ話を使う
複雑な過程を説明したい場合などは、
たとえ話や具体的な例などを交えながら
書いていくことで簡単に相手に理解
してもらうことができます。
文章力を説明しているこの文章の中でも
多数取り入れているので参考にしてください。
なお、たとえ話の注意点が一点だけあります。
それは、「誰もが想像しやすいたとえ話を使う」という点です。
例えば、「学校生活」の経験を使ってのたとえ話は、
普通の人であれば必ず学生時代を経験しているはずなので、
誰にでも通用します。しかしその一方、
「地図にも載っていないような秘境で暮らした体験」などを、
たとえ話として使ってしまうと、そんな場所で暮らした
ことのある人はほとんど存在しないので、
ピンときてもらえません。
たとえ話はあくまで話をわかりやすく、
あるいは面白くするための仕掛けなので、
誰にでもわかる話にするようにしましょう。
⑭数字を使う
よりインパクトのある
文章を書くためのひとつのコツとして、
数字を使う方法があります。
以下の例文を比べてみてください。
「一昨日のイベントにはたくさんの人が集まりました」
「一昨日のイベントには十万人の人が集まりました」
後者の方が数字を取り入れることで、
より具体的でインパクトのある文章になっています。
重さ、長さ、人数、距離、時間など、
数字を取り入れることのできる要素は様々です。
文章を推敲していく中で、置き換えられるところを
見つけたらどんどん修正するようにするとよいでしょう。
⑮五感にうったえる
より具体的で臨場感のある文章を
書くためには、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚)を
意識することがとても大切となります。
わかりやすい例としては食レポなどを書く場合などです。
料理の見た目〔視覚)、料理から出る音(聴覚)、
料理からの匂い(臭覚)、料理の食感(触覚)、
そして料理の味(味覚)と、
五感をフルに活用して書くことであたかも
読み手がその料理を味わっているかのような
錯覚を起こすことができます。
五感のうちどれかひとつでも文章の中に
取り入れることで、より魅力的な文章を
書くことができるはずです。
参考引用元mayonez(キャリアライフスタイルマガジン)
⑬たとえ話を使う。
⑭数字を使う。
⑮五感にうったえる。