運命を拓く不滅の哲学
怒らず、恐れず、悲しまず、 正直、親切、愉快に、
美しき人の言葉

【薩摩の教え】吉村大阪府知事孫会長への気遣いツイートで引用した言葉。

極北の地では、未だ出口の見えない戦闘が、

多くの罪の無い犠牲者を出しながら、

今日も全世界の地球人のこころに、

に暗く重い影を落としながら続いています。

今日の「黄昏デイズ」は、

2年前のコロナショック初期の頃に作成した記事を、

この忌まわしい戦禍とコロナの最中にある今、

何かを示唆するヒントになればと、

記事をリメイクした形でお届けします。

 

吉村知事は前日(15日)、ツイッターで

「孫会長とテレビ会議。医療従事者に

必要な医療物資、医療体制を支えることで一致。

医療用マスク20万枚を確保。

『抗体検査』についても議論。

抗体検査キット1万個を府に無償提供して頂けるとになった。感謝。

 

5000個を医療従事者に5000個を府民に。活用方法を深掘りする」と報告。

 

これに対し、賛同の声だけでなく、

品質を問う声やあからさまに批判する声が寄せられたことで、

孫会長は16日になって「吉村知事に申し訳ない。

医療現場でマスクや防護具が不足してるとの事で少しでもお役に立ちたいと

私が協力を申し出た事が逆にご迷惑をかけているのではないかと心配です。

(コメント欄を見た感想)」と投稿した。

 

この謝罪に吉村知事は「孫会長、お気になさらず。

批判は僕に向けられたものです」とした上で

「府では医療物資調達班がおり、性能と値段をチェックしてます。

医療用マスクは最終確認中、防護具は不成約と聞いてます。

税金ですので。厳格な手続きがあります。

先日発表した大規模抗体検査も、国との共同実施です。抗体キットは使いません」

と説明。

さらに「孫会長が坂本龍馬好きなのは有名な話です。僕も龍馬ファンです。

 

『薩摩の教え』も好きですね。

 

評価されるべき人の順序。

1位 自ら挑戦し、成功した者

2位 自ら挑戦し、失敗した者

3位 自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者

4位 何もしなかった者

5位 何もせず批判だけしている者」とつづった。

 

 

 

薩摩の教え・男の順序の5段階評価

 

(1)何かに挑戦し成功した者

(2)何かに挑戦し失敗した者

(3)自ら挑戦しなかったが挑戦した人の手助けをした者

(4)何もしなかった者

(5)何もせず批判だけしている者

 

 

 

武勇に優れる島津義弘が残したと言われているのが「薩摩の教え・男の順序」

 

幕末、明治維新で活躍した西郷隆盛や大久保利通、

日露戦争で勝利をもたらした東郷平八郎などの人材が次々と生み出されたのは、

義弘の教えが代々引き継がれたからとも言われています。

 

さて、この「薩摩の教え・男の順序」は、

 

起業家の心構えとして参考にすべき内容なんですね。

 

なので、ビジネスで成功したければ「薩摩の教え・男の順序」を

 

しっかりと学んでください。

 

「薩摩の教え・男の順序」では、

評価されるべき人を次の5段階で示しています。

 

•何かに挑戦し成功した者

•何かに挑戦し失敗した者

•自ら挑戦しなかったが挑戦した人の手助けをした者

•何もしなかった者

•何もせず批判だけしている者

 

では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

(1)何かに挑戦し成功した者

 

もっとも評価されるべきなのは、挑戦をして、結果を出した人。

 

ビジネスで成功するには、

 

他の人がやりたがらないことや他の人が気づていないこと

に対してリスクをとって挑戦することが大事。

 

そして、新しいことに挑戦して、結果を出して成功した人こそ賞賛すべきです。

 

ただし、成功という意味を誤解しないでください。

 

ひとつは、1発で成功したという意味ではないということ。

 

何でもそうですが、挑戦してたったの1回で成功するということは

 

絶対にありません。

何度も何度も失敗する。

 

それでも諦めずにやり続けることで結果が出るわけです。

 

なので、途中の失敗を、実験もしくは学習だと捉えて、

最終的に成果がでるまでやり続けることで、

 

得られたものが成功だと考えてください。

 

もうひとつは、打ち上げ花火的に1回成功して

 

それで終わりではないということです。

 

本当の成功というのは、継続して結果が出ている状態のこと。

 

つまり、単発での成功ではなく、成功し続けているという意味である

 

ということに注意してください。

 

(2)何かに挑戦し失敗した者

何か新しいことに挑戦したときに、

 

成功するよりも、失敗の方が圧倒的に多いのが普通。

 

 

ファーストリテイリングの柳井会長も、著書のなかで

新しいことに挑戦したときの勝率は、1勝9敗だと述べています。

 

柳井さんのように才能があり、

 

普通の人と比べて数百、数千倍以上の努力し、

さらに優秀な人材と経営資源を抱えている会社であっても、

勝率は1勝9敗なんですね。

 

つまり、新しいことに挑戦したときに、

失敗するのが当たり前なんです。

 

仮に、新規に10事業に挑戦して、

9事業はうまくいかなくても、

残りの1事業が成功すれば、

ビジネスとしては大成功だということです。

 

大事なことは、失敗を恐れず挑戦すること。

 

通常、ほとんどの人は、

傍観者になって挑戦しようとしないので、

失敗したとしても、挑戦すること自体、

大いに評価すべきだということです。

 

(3)自ら挑戦しなかったが挑戦した人の手助けをした者

 

提携先やパートナーが挑戦していること手助けしてあげて

成功すれば自社の利益になりますよね。

 

また、それぞれ得手不得手があるので、

 

得意なジャンルであれば自分が率先して挑戦をする

不得意なジャンルについてはその分野に精通している人にやってもらい、

自分は側面支援をする

 

といったように切り分けて対応することもビジネスでは大事です。

 

なので、自分が直接挑戦しなかったとしても、

他者のチャレンジを支援することは、

評価に値すると言えるでしょう。

 

 

(4)何もしなかった者

何もしないということは、

まったく仕事をしないという意味ではなく、

新しいことに挑戦しないという意味だと解釈できます。

 

毎日決り切った仕事を繰り返すだけで、

満足してしまっている人がいますが、

自分でそのことに気付いていない起業家が案外多いんですよね。

 

大事なことは学ぶこと。

 

昨日よりも今日、今日よりも明日、成長しなければ、

ビジネスは発展していきません。

 

自己投資は、絶対に失敗しない投資。

積極的に学びに投資をすることで、成長していきましょう。

 

 

(5)何もせず批判だけしている者

 

起業家のなかで、

自分では挑戦せずに人の批判ばかりする人、

いわゆる評論家気取りの人が結構いるんですよね。

 

自分でリスクをとって挑戦しようとせずに、

挑戦している他人を批判したり、悪口を言ったりする。

 

また、足を引っ張ることに一生懸命になっている人がいますが、

起業家が、評論家や傍観者になったら終わりです。

 

死ぬまで結果を出すことはできないでしょう。

 

挑戦している人が失敗したときに、

 

「それみたことか」「最初からそうなるとわかっていたんだよ、オレは」

 

なんて捨て台詞を言う人は、本当に最低な人間ですね。

 

起業家は新しいことに挑戦することが使命。

挑戦するからこそ起業家としての存在意義があるわけです。

 

新しいことに挑戦して、新しい価値を生み出し、

お客にその価値を提供することで、

対価としてお金をいただくのがビジネス。

 

だからこそ、評論家をやめて、

失敗を恐れずに新しいことに挑戦してください。

 

最後に

以上、「薩摩の教え・男の順序」で学ぶ起業家の心構えについて解説しました。

 

ビジネスは、そもそも新しいことに挑戦することなので、

最終的には、実際に行動して、やってみなければ、わからないんですよね。

 

だからこそ、新しいことに挑戦することを重視している

「薩摩の教え・男の順序」は

戦国武将だけでなく、起業家にとっても、

肝に銘じておくべき内容だと言えるでしょう。

猛将島津義弘が残したと言われている

「薩摩の教え・男の順序」の本質をしっかりと理解して

起業家として新しいことにチャレンジしていきましょう。

 

 

要点まとめ

真の男は真の男を知る!
コロナショック最中のこの国の
希望の言葉になるやもしれません!「薩摩の教え」

ABOUT ME
文章bunsho
・1958年生まれ フリーブロガー・趣味〜サーフィン(若い頃) 80年卒業後、薬品会社勤務の後83年脱サラ会社起業~現在に至る。傍ら縁あって出会った天風哲学を独学実践。還暦を機に法人解散しフリーランス活動中。 海とトラッドを愛し笑顔で暮らす。
〔スポンサーリンク〕

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です