ブルーに恋して
優しく、強く、晴れ晴れと、
⭐️哲学の巫女

【恐怖のアンチエイジング】老いを拒絶し、思索も知らず、若さと健康の快楽にしがみつき続ける人間とは、サルである。

【恐怖のアンチエイジング】

人生は二度生きられない、

一度しかない、

だからこそいつまでも

若く健康でいたいと願う。

この「だからこそ」が、

すでにしておかしい。

「生きる」とは、「老いる」

ということに他ならないからだ。

それなら、老いるという

この一回限りの経験も、

貴重なものだと

思えるはずではないか。

若く健康な時には、

若く健康な時の経験がある。

老いて病んだ時には、

老いて病んだ時の経験がある。

その時その時の経験を、

時間軸に沿って経験するから、

人間は賢くなるのである。

人生は味わい深くなるのである。

歴史も人類も我が事として、

思索できるようになる。

ゆえに、老いを拒絶し、

思索も知らず、

若さと健康の快楽に

しがみつき続ける人間とは、

早い話がサルである。

「アンチエイジでサルになる」とは、

我ながら正しいコピーである。

「四十歳の体で百歳を越えよう」

というコピーに象徴される

無内容な精神のまま人々が

長寿化することの恐怖。

〈知ることより考えること〉池田晶子(著)抜粋引用

何を隠そう凡俗凡庸なるかな私なども、

40歳を越えるあたりには、

どうすれば若さを保てるか、

わりとそんなことをいつも

考えていたような気がします。

海に入る前、準備体操を入念にしている

自分の横を、一目散に海に飛び込んでいく

若者たちの姿を見ながら、

「若いっていいなあ」なんて、

羨望の眼差しで見ていた

あの頃のわたし、愚かでした。苦笑。

男のわたしですらそんなものなのですが、

しかし、それが女性となると、

事はもっと切実なようで、

何でも、アラサーと言われる前後位から、

若さと健康への欲求は果てしなく、

「アンチエイジング熱」は、

いよいよ加熱して、

やれ化粧品だ、サプリメントだ、と、

その市場は拡大の一途だという事らしく、

ある意味それは、わからないでも

ないことなのだけれども、

やはり女性にとっての”美”というのは、

ある種、本能の為せるものとでもいうか、

ただ、「アンチエイジング」は違うような、

本来の”美”というのは、

もっと、それこそ”自然”の中から、

滲み出てくるもののような、、。

まあ、これ以上書くと、昨今は、

ハラスメントだ、何だとなるので、

このあたりでやめてはおきますが、笑。

一言、わたしは古い価値観の人間かも知れませんが、

「心の綺麗さ清らかさ」にこそ、

真の”美”があるように思われて仕方ないです。

見た目は綺麗でも、

陰で、悪口を言う、愚痴を言う、

泣き言を言う、暴言を吐く、

そんな女性に魅力があるとは、

到底思えないことですし、

勿論、それは男性にも言えることですが、

いずれにしても、自然のままに、

心も磨きながら

老いていきたいものです。

人生の価値を

若さの快楽に求める限り、

人は決して幸福にはなり得ない。

人は老いて若さを失うことに

決まっているからである。

生きることの幸福を味わい、

人生を幸福なものと

したいと望むなら、

老いることを価値とする

以外はあり得ない。

どういうわけだかせっかく

存在した人生だというのに、

幸福にならずに死んでも、

かまわないものだろうか。

人生は、ほっといても価値である。

生きることはそのままで幸福である。

価値や幸福を追い求めすぎるから、

人間は価値を失い、

不幸になるのである。

「肉体とともに精神も老いる」から、

人生はおいしいのである。

〈知ることより考えること〉池田晶子(著)抜粋引用

ABOUT ME
大塚文彰
・1958年生まれ //・ブルー愛好家//・趣味〜サーフィン(若い頃) 80年卒業後、薬品会社勤務の後83年脱サラ会社起業~現在に至る。傍ら縁あって出会った天風哲学を独学実践中!還暦を機に法人解散しフリーランス活動中。 60代一人暮らしを笑顔で暮らす。
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