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潮騒詩選集

中島みゆき【慕情】最愛のパートナーに先立たれ、ひとり生きることを余儀なくされた男に捧げるメッセージ。「甘えてはいけない 時に情は無い。手離してならぬ筈の何かを間違えるな」

最愛のパートナーに先立たれ、

ひとり生きることを余儀なくされた男。

そんな人に、一体自分は

どんなメッセージを

投げかけることができるのか。

中途半端な歌詞は、絶対に通用しない。

中島は深く懊悩した。

倉本聰原作「やすらぎの郷」主題歌

【慕情】

愛より急ぐものが どこにあったのだろう

愛を後回しにして 何を急いだのだろう

甘えてはいけない 時に情は無い

手離してならぬ筈の何かを間違えるな

振り向く景色はあまりに遠い

もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら

もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい

海から産まれて来た それは知っているのに

どこへ流れ着くのかを知らなくて怯えた

生き残る歳月 ひとりで歩けるかな

生き残らない歳月 ひとりで歩けるかな

限りない愚かさ 限りない慕情

もいちど出逢いから もしもあなたと歩きだせるなら

もいちど出逢いから ただあなたに尽くしたい

少し嬉しかった事や 少し悲しかった事で

明日の行方は たやすくたやすく翻るものだから

甘えてはいけない 時に情は無い

手離してならぬ筈の何かを間違えるな

限りない愚かさ 限りない慕情

もいちどはじめから もしあなたと歩きだせるなら

もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい

中島は「慕情」を通して、

愛する人と別れることの厳しさを教え、

同時に喪失感に裏打ちされた

愛の深さを自覚させることで、

苦しみを癒してくれるのだ。

〈甘えてはいけない 時に情は無い

手離してならぬ筈の何かを間違えるな〉

どんな人生を送ったとしても、

絶対に見失ってはいけないものがある。

「手離してならぬ筈の何か」

それは、最愛の人の存在に他ならない。

愛以上に大切なものなど、

なかったのだ。

だが、気づいたときにはもう遅い。

どんなに感謝や愛情を伝えたくても、

最愛の人はもう帰ってこない。

愛する人を喪うことの厳しさ。

「慕情」

ABOUT ME
大塚文彰
・1958年生まれ ・孤低の黄昏ブロガー・趣味サーフィン(若い頃) 80年卒業後、薬品会社勤務の後83年脱サラ会社起業~現在に至る。傍ら縁あって出会った天風哲学を独学実践中!還暦を機に法人解散しフリーランス活動中。 60代一人暮らしを笑顔で暮らす。
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