運命を拓く不滅の哲学
怒らず、恐れず、悲しまず、 正直、親切、愉快に、
黄昏の読書

【ボートハウスの奇跡】①一枚のトレーナーに込められた夢「下山好誼」(著)下山さんは和製ウオルト・デイズニーだ。byテリー伊藤

 

【ボートハウスの奇跡】

一枚のトレーナーに込められた夢

 

 

〜はしがき〜

夢中で走り続けてきて、

気がつけば70歳。

 

本当は、60歳でリタイアしようと思っていた。

しかし好きなことややりたいことは

どんどん湧いてきて、

とてもリタイアなんてしていられない。

だから、70歳を超えても、

夢を追い続けていきたい。

古希を迎えるにあたって、

感謝の想いをカタチにしたい。

それに、

伝えたいメッセージもある!

そう思って、このたびは本を

出版させていただくことにした。

 

ひとりでも多くの人に、

『あきらめなければ夢は叶う。

自分の力は小さくても、

まわりの人の助けがあれば、

必ず奇跡をつかむことができる!』

というメッセージを届けたい。

 

ひとりの平凡な少年が、

田舎から東京に出てきて

夢を追ってきた。

その物語が、

誰かの、

”夢を叶える勇気”を

サポートできたら、

またひとつ夢が叶う。

下山好誼

 

 

序章 キャプテンの情熱

MY DREAM

今までずっと、

好なことを追いかけてきた。

僕は、ジョイマーク・デザインという

自分の大切な船のキャプテンだ。

まわりの人たちが支えてくれて、

好なことが形になり、

ビジネスになり、

また新たないい出会いが助けてくれて、

気がつけば自分でも驚くほどに

僕の世界は広がっていた。

その間、くり返しクルーたちに

伝えてきた言葉がある。

「自分自身が楽しむこと、

喜びを感じること、

感動することが夢を生む。

その夢なら実現させる価値がある!」

 

15歳で岡山の鉱山町を飛び出し、

憧れの東京に出てきた。

それから55年。

当時を思い返してみれば、

自分が今ここにこうしていることが

奇跡のように思える。

僕は自分が楽しみながら、

支えてくれるまわりのみんなを巻き込んで、

好奇心をなくさずにずっと憧れを

追い続けていきたい。

それこそが僕の夢だ。

ビジネスを大きくしようとか

売り上げを大きく伸ばそうなんて、

考えてこなかった。

金儲けをしようと思ったことなんか、

一度だってない。

自分がつくった服が売れるということは、

それが好きなことに打ち込んだ結果でなければ

意味はない。

夢を追いかけることと

ビジネスは別だという人もいるが、

僕はそう思わない。

なぜなら自分自身が、

「夢はビジネスになる」と、

証明してきたつもりだからだ。

 

幼い頃に田舎の映画館で感じた、

明るくエネルギッシュなアメリカへの憧れ。

そのアメリカの空気を日本に持ち込んで、

若者のファッションを変えただけでなく、

文化を構築したVANの石津謙介先生に対するリスペクト。

海が大好きで夢中になったサーフィンやヨットからの

インスピレーション。

この3つの熱い感情に突き動かされるように、

ワクワクしながら服づくりをやってきた。

それが、

いつの間にかビジネスとして成り立っていた

ということなのだ。

そして、

自分の夢をもっとも象徴したブランド

『BORT HOUSE』が、

たくさんのお客さまに求められた

熱狂の一時期があった。

今はマスコミの派手な取材を受けたり

店舗を拡大したりするようなことは

ないけれど、そういう長年のファンの

方々に支えられている。

ずっとアメリカや海への憧れを

服づくりに込めてきたから、

ファンのみなさんもずっと

変わらずに好きでいてくださる。

本当にありがたい。

今、僕の好奇心は自分のブランドの物語を

幅広い世代に伝えることに向いている。

落ち着いてなんかいられない!

 

MY WORKS

僕のモノづくりの基準は、

とにかく、

”自分がやりたい”と思えること。

そんなに深く考えていない。

 

ABOUT ME
文章bunsho
・1958年生まれ フリーブロガー・趣味〜サーフィン(若い頃) 80年卒業後、薬品会社勤務の後83年脱サラ会社起業~現在に至る。傍ら縁あって出会った天風哲学を独学実践。還暦を機に法人解散しフリーランス活動中。 海とトラッドを愛し笑顔で暮らす。
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