文章力を上げるコツやルール
⑩言葉の重複に気をつける。
「馬から落馬」「頭痛が痛い」など、
同じような意味の言葉を重ねて使う「二重表現は使わない。
例えば、「馬から落馬」であれば、「落馬」だけで意味が通るので、
「馬から」をつける必要はありません。頭痛が痛いも同様ですね。
⑪漢字をひらく
パソコンやスマホで
文章を書く場合、変換キーひとつで漢字にできてしまいます。
そのため、日常ではあまり用いないような漢字でも
つい使ってしまいがちです。
しかし、読み手を意識するならば、
「鬱」「薔薇」「檸檬」など漢字にすると、
画数が多くなる言葉や、「若しくは」などの接読詞は、
無理に漢字に変換せずにひらがなのまま使用する方が
よいでしょう。あえてひらがなのまま使用することで、
文章にやさしく読みやすい印象を与えます。
⑫語尾に変化を持たせる
例文以下、
「今日は第一志望の受験の日だった。
緊張して眠れなかった。
食欲がわかなかったが、
朝食を無理やり胃に流し込んだ。
それから支度して、
送ってくれるという父の車に
乗り込んだ」
例文では、語尾が全て過去形に
なっています。このように全て
「だった。~った。だ。」と
全ての文を時制にしてしまうと、
臨場感が出ません。また、
「~だった。~だった。~だった。」
というように、全く同じ語尾が
連続してしまっても、
文章が単調となる原因となります。
読みやすくするためには、
語尾に変化を持たせてみましょう。
語尾を修正した例文以下、
「今日は第一志望校の受験の日だ。
緊張して夜眠れなかった。
食欲がわかないが、
朝食を無理やり
胃に流し込んでいく。
それから支度をして、
送ってくれるという父の車に乗り込む」
いかがでしょうか?
一部を現在形にしたことで、
臨場感が出ています。
文章力を上げるためには、
こうした細部にも気をつけましょう。
参考引用元mayonez(キャリアライフスタイルマガジン)
⑩言葉の重複に気をつける。
⑪漢字をひらく。
⑫語尾に変化を持たせる。