「黄昏の日々綴り」
〜老いを楽しくひとりを生きる〜
嬉しかった出来事や
暮らしの中での想い、
様々な出来事を綴った
楽しかった日記のようなもの。
〈黄昏ブロガーナルーのlifeエッセイ〉
はじめてお越しいただいた方は、お時間ありましたら私のプロフィールもご覧ください。
司会者として大成功して、一時代を築いたみのもんたさん、
婦人公論のインタビュー記事を拝見して、
その潔い老後の生き様に感心致しました。
「婦人公論」より引用抜粋
歳をとることは、
人として劣っていくことではありません。
人間として円熟してきた部分、
年齢にあった魅力もあるでしょう。
けれども、「自分はまだ若い」
ということにしがみつき、そこにある
現実の衰えから目を背けようとする。
それこそが「ミジメ」なことであり、
僕の目指す「おしゃれ」に反するものなのです。
50代は50代の、60代は60代の、
70代は70代の、その年齢なりの素養があり、
色気が滲み出るもの。
僕の年齢になれば、体のどこかに故障が
生じてもおかしくありません。
修理やメンテナンスをしつつ、
いい状態を少しでも長く保てるよう努めながら、
病気と付き合っていこうと思っています。
僕が恐れているのは、歩けなくなること。
主治医の先生からは、
「筋肉が萎縮するのを防ぐために、
かかとから足をつける歩き方で、
毎日3000歩以上歩くように」
と言われています。
【われ、老いたり】と認めつつ、
まだまだこれから、
「最後まで捨てちゃいけないよ、人生は」
みのもんたさん、現在77歳、
パーキンソン病を抱え、
仕事を引退、生前整理、免許返納、
前向きに老いを受け入れ、
しなやかに対応していく、
潔い年齢の重ね方です。
さすがに一時代を築いた方は違います。
まだまだ、みのさんに比べれば若いですが、
「老い」という範疇でくくれば、
50歩100歩ですので、
このインタビュー記事を読んで、
胸に一陣の爽やかな風が吹き抜けました。
「婦人公論」ぜひのご一読を。