(ショローの男)が、
何となく楽しいと感じたこと、
フッとこころに浮かんできたこと、
寄せては返すさざ波の調べのように
穏やかにゆるやかに文章に綴った
エッセイのようなもの。
〈黄昏ブロガー暮らし綴り〉
「こんな仕事があったのか。」
(popeye特別編集ムック本)
先日、コンビニで何気に立ち読みをしていたら、
フッと目に入ったが最後、気になって気になって、
25歳で起業をして、35年続けた会社を、
一昨年に解散し、それからはひとりで、
フリーランス(個人事業主)として、
自由に何でも出来る環境にある身としては、
こういうタイトルを見てしまうと、
こころがザワザワするというか、
何故か無性に読んでみたくなって仕方なく、
(もともとムック本の類には滅法弱い!)笑。
そうかと言って、初老の「質素倹約」を旨とする
シンプルライフ実践者としては、
スッと手に取ってレジまで行けるわけもなく、
「おそるおそる」裏面の値段を確認。苦笑。
@1200円、しばらく悩んだ末に、
もう読んでみたい誘惑に押し切られて、
思い切ってレジに行く途中、
「今日から夕飯は、三日間お茶漬けだな」
なんてことを考えながら、誘惑に負けた自分を
叱咤激励していました。(苦笑)。
「仕事とは?」
「近い将来のため、
誰かを笑顔にするため、
日々の生活のため。
理由はどうあれ、
「これが僕の選んだ仕事」と
胸を張って言えるのは、
やっぱり気持ちがいいものだ。
この一年で働き方は変わった。
でも、
やっていることはどうだろう?
常に問い続けるのが
大事なのは百も承知だけど、
もし、
そうすることに疲れて
この本を手にとったなら、
まずは肩の力を抜こう。
そして、
夢中になれる仕事を
見つけた人たちの
話を読んでみよう。」
というまえがきコピーを読んで、
ちょっと気恥ずかしくなりながらも、
脳裏によぎった言葉が、
「生涯現役」「人生100年時代」
ここは個人事業主の面目躍如で、
気恥ずかしさなんてかき消して、
夢中になれる仕事を見つけた74人の話に
しっかり夢中になったわたしでした。(若い)。
まさに、「こんな仕事があったのか。」
のオンパレード。
なかがきに、
「シゴトという言葉がポジテイブに響くか
ネガテイブに響くか。それによって、
人生はけっこう違うような気がする。
たしかなのは、どちらに響くかは、
自分で決められるってこと。
ここで紹介するたくさんの職業の人に会って、
そう確信した。
そもそも自分は何がしたいのか
わからないという人も焦ることはない。
みんなけっこう自由だし、
今はいろんな仕事があるみたいだし。」
やっぱり、若者向けのムック本だった。苦笑。
「還暦過ぎても気分は二十歳」笑。
いずれにしても、働かずに生きていけるほどの
蓄えがあるわけでもなく、ここは「生涯現役」
を標榜しながら、かといって、働くことが
ストレスにならないように、「楽しく働く」を
極めていきたいものだとつくづく思う今日この頃。