(ショローの男)が、
何となく楽しいと感じたこと、
フッとこころに浮かんできたこと、
寄せては返すさざ波の調べのように
穏やかにゆるやかに文章に綴った
エッセイのようなもの。
〈黄昏の言の葉〉
今日の一葉
今日久しぶりに紀伊国屋書店を楽しんできた。
昨年、今の住まいに越してきてから、
何が一番変わったかというと、
それはもう何と言っても
日常の暮らしの中に、紀伊国屋書店が
出現したことであろう。
実際のところは、その書店は
大分駅のショッピングモールの中に
あるわけだから、越してくる前の
住まいの方がはるかに近い距離に
あったわけだけれども、
実のところ、そこに住んでいた10年間で、
紀伊国屋書店に顔を出したのは、
それこそ片手で数えても足りるくらいの
回数でしかなかったというのに、
今の住まいに越して来てからというもの、
ほぼほぼ毎週のように顔を出してるので、
今日行った久しぶりにというのも、
まあ実際のところは、一週間ぶりというのが
正解ではあるのだけれども、(笑)。
そしてこれはあまり大きな声では
言えないのだけれども、
年金ベースの「質素倹約」、
ちょっとオシャレに言って、
「シンプルリッチライフ」な
ライフスタイルの身としては、
そうそう毎回、本を購入するというわけにも
いかないわけであるからして、
そこはもう、ウインドウショッピングならぬ、
ウインドウリーデイング? (苦笑)。
(そんな言葉は無い!)
というわけでして、ただひたすら、
眺めては読み、読んでは眺めみたいな、
もう背表紙読んだだけでも、
今の世相というか、移り変わりというか、
時代の潮流のようなものがひしひしと、
伝わってくるような気分になって、
頭の中はフル回転になるし、
時代のエッジを感じた気分になれるし、
ショローの身としては、認知症予防にも
一役買っているような面持ちです。(笑)。
そんな気分で今日もうららかに帰る帰途、
フッと思い出した文章が、
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
これは確か、あの松井秀喜さんの
母校星稜高校野球部の部訓にも
なってるようで、いい文章だなあと、
これを初めて読んだ時に記憶があって、
何となく頭の片隅にしまっておいたのだけれども、
今日、紀伊国屋書店から帰る道すがら、
うららか気分で思い出して、
自分も、環境を変えたら、行動が変わったし、
習慣や人格や運命も変わっていくのかな、と、
ちょっとウキウキワクワク気分です。(笑)。