老後凪波生活
怒らず、恐れず、悲しまず、
⭐️潮騒詩集

【吉田翠】「おいらく」”よく知りもしない草に手をついて、落とした色を見る。星の少ない夜に

古今東西、多くの詩人たちの作品、
     〈潮騒の詩集〉

「おいらく」

おいらく

よく知りもしない草に手をついて

落とした色を見る

星の少ない夜にあらわれた

翳りをおびる無彩色

どこまでもどこまでも広がり

落とした色は仮の姿だと思い知った

熱の枯れた土の上で

目を閉じて

熱の枯れた身を

ひとり笑う

知ったつもりの黒いしじま

待ちくたびれた星が

蛍を呼んだ

〈吉田翠について〉

ABOUT ME
ひとり静
・1958年生まれ フリーランサー・趣味〜サーフィン(若い頃) 80年卒業後、薬品会社勤務の後83年脱サラ会社起業~現在に至る。傍ら縁あって出会った天風哲学を独学実践。還暦を機に法人解散しフリーランス活動中。 海とトラッドを愛し笑顔で暮らす。
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