ブルーに恋して
優しく、強く、晴れ晴れと、
⭐️潮騒詩集

【吉田翠】「言霊」言葉が羽を手に入れて一気に空を駆け上がる冷たい風に任せることもできずに

古今東西、多くの詩人たちの作品、
     〈潮騒の詩集〉

「言霊」

〈言霊〉

言葉が羽を手に入れて

一気に空を駆け上がる

冷たい風に任せることもできずに

自分の意思を示そうとすると

煽られる

それでも言葉は嬉々として突き進んでゆく

言葉を失ったわたしは

ぐずぐずと手をつきながら地べたをはい回る

踏まれるほどにちいさくまるまっても

ニヤっと笑った靴底に

蹴り飛ばされる

見上げた空にはただ風が渦を巻くだけ

なんてこと

なんてことでしょう

だからあの時、

包んだ真綿を剥がさなければ

わたしは安心して、、、

安心して、、、それは違う

貴方、それは違うわ

言葉はね

もともと意思を持つ日を知っていただけ

そして貴方は

仮にしつらえられた安直な優しさの波間に

溺れていただけ

溺れていたいと願ってただけなのよ

ヒマラヤンブルーの青いケシの花のように

真綿など最初から幻想だと知っていたでしょう

さあ

顔を上げてひとりで呼吸ができることを知りなさい

わたしの中のわたしの声が見限り遠ざかる

その前に

吉田翠について〕

ABOUT ME
大塚文彰
・1958年生まれ //・ブルー愛好家//・趣味〜サーフィン(若い頃) 80年卒業後、薬品会社勤務の後83年脱サラ会社起業~現在に至る。傍ら縁あって出会った天風哲学を独学実践中!還暦を機に法人解散しフリーランス活動中。 60代一人暮らしを笑顔で暮らす。
〔スポンサーリンク〕

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です