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古今東西、多くの詩人たちの作品、
〈潮騒の詩集〉
あなたのもとへ
急がなくてはなりません
あなたのかたわらで眠ること
ふたたび目覚めない眠りを眠ること
それがわたくしたちの成就です
〈「歳月」「急がなくては」より引用〉
「歳月」は、
茨木のり子が
49歳のときに
他界してしまった、
夫への想いが
綴られている
詩集です。
「照れくさい」
という理由で、
生前には、
出版されなかった
作品ですが、
亡くなった後に、
自宅から発見され、
刊行に至る。
亡き夫への、
切ないほどの愛が
綴られています。
強くたくましい
イメージのある
茨木のり子の、
生々しくも、
美しく輝く恋の詩、
酔いしれるほどの
魅力に満ちています。
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