この数ヶ月間、ずっと慌ただしい日々が続いて、
今日やっと、久しぶりに書店に行けたのですが、店内に入った瞬間、何故か、何物かに”圧倒”されてしまいました。
・人文、科学、参考書、実用書、ビジネス書、エッセイ書、小説、何と本のジャンルは6800種以上。
その上、何と年間7万冊以上が出版されているとの事、
「吉本隆明」、「ドラッガー」、「南方熊楠」、「立花隆」、「ジャック・アタリ」、「松岡正剛」、「小林秀雄」と
”知の巨人”と言われた方々、その知識の量たるやどれ程だったのか、想像すら出来ないですね。
書店に入った瞬間、知識の宇宙に放り出された様な錯覚で、このままその宇宙に吞み込まれそうな恐怖感。
我に返るのに、数分間掛かりました。自分の中では、本屋さんはホームの筈だったのに、驚きでした。
自分の感性が変化してるのかな。(進化か退化かわかりませんが。笑)
改めて思い浮かべた、ソクラテスの名言!
”無知の知”
神だけが知者であるとの立場から、人間の本質は
いわゆる賢者や知恵の本性が、神と比すれば無に等しいものであることを明らかに自覚すること。
”無知の自覚が無知の知であることにほかならず”
”無知の知”を知り生きてゆく!by ナルーでした。
人生を考える中高年の皆さん(若い人もいたらうれしい)今日も「黄昏ハート」(波乗り天風)に来てくれてありがとうございます。
颯爽と、人生の波風乗りこなしていきましょう!
人生を考えるすべての皆さん!「バンガレ!」
などと書いていたのがちょうど2年前の夏頃のこと、
それから二度の四季を越えて、三度目の冬を迎えて、
少し冷たい風の吹く中、行ってまいりました紀伊国屋書店。
相変わらず私にとって、書店は「知の宇宙」でした。笑。
かつての私の愛読コーナーは、「ビジネス書」と相場が決まって
いたのですが、人生の黄昏時を迎えた今の私にとって、
「ビジネス書」はちょっと気恥ずかしく、だからと言って、
「小説」をゆっくりと堪能するほどの余裕もなく、苦笑。
ついつい足が向くのは「エッセイ」コーナーです。笑。
それも何故か男性作家というよりは女性作家の方が好みで、
まあおそらく、内容的に忌憚なく言い切る女性作家特有の
文体の方が好みなのだと思われますが。苦笑。
書店に入って、まず「新書」をチェックして、
それから「小説」コーナーをチェックして、そしてやっと、
好みの「エッセイ」コーナーを堪能します。笑。
そこで一通りチェックし終わって、最後に「ビジネス書」や
「哲学書」コーナーなどもサッと背表紙を眺めつつ、
ようやく落ち着いた気分になって、帰途へと着きます。笑。
そう言えば、若い頃、将来の夢は「書店を開く」だったのを
思い出すというか、まだその夢は心の底でスヤスヤと寝息を
たてて眠っています。苦笑。可愛い寝顔です。笑。
その夢を叶えようと、書店の採用面接を受けた際に、
「将来の夢は書店を開くことです!」と嬉々として言った事は、
わたしの黒歴史の一ページを彩っています。苦笑。
もちろん不合格。あれからわたしの人生も変わっていったような
なかったような。苦笑。今寝息を立てて眠っているわたしの夢君は、
いつか起き出すことがあるのでしょうか?黄昏ひとり老後の
ささやかな楽しみではあります。笑。