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ロンドンパラリンピックゴールボール金メダリスト安達阿記子さん
14才の時に、病気のため右目が視覚障害となり、その後20才の時に左目も視覚障害となります。それまでの本人の夢であったピアニストになるとの夢が絶たれて、絶望感から家に閉じこもりがちになります。そんな時に、お母様からの愛情のこもった厳しい言葉によって、自立することを決意します。そして、視力障害センターへ入所され、そこでゴールボールという障害者スポーツと出会います。ピアニストというできないことを諦めざるをえない中で出会った障害を持つ自分にもできること、ゴールボールという競技に本格的に夢として取り組むことを決意し、
一心不乱に懸命に厳しいトレーニングに取り組みます。そして、翌年にはブラジルでの世界選手権、北京パラリンピックに出場し、その後も、
たくさんの海外遠征で試合を重ねて力をつけていき、そしてロンドンパラリンピックにおいて、パラリンピックの団体競技における日本では史上初となる金メダルを獲得します。その後も様々な大会に出場されるアスリートとして活動され、傍ら、ゴールボールの競技普及活動や、「心のバリアフリー」推進のための活動や、「自分にできないことではなく、できることを見つけて夢を持つ!」ことの大切さを伝える活動を、その穏やかで謙虚な人柄で、非常に幅広く活動されている女性です。
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