その出来事は、もうかれこれ20数年前のことになります。
息子が4歳頃のことでした。妻と私と息子と、家族3人でいつものように楽しい夕食を終え、後片付けも終えて、さあ、そろそろ寝る準備でも始めようかという頃合いになって、突然、息子が腕を抱えて痛がり出しました!(痛いよ~!)泣。
妻も私もあっけにとられました。それまで夕方は元気に楽しく遊んでいて、夕食もいつものように家族3人で楽しく摂って、
食後もいつものように元気だったのに、妻と私と顔を見合わせて「?」。その間も、息子の痛がる様子が徐々に大きくなってきて、これはまずい!何だか狐につままれたみたいだけど、(とりあえず病院に連れて行こう!)ということになって、息子が産まれた総合病院が救急病院だから、(そこに行こう!)と、慌ただしく息子を抱えて3人で病院に向かいました。
病院までの道中の間も息子の痛がる様子は変わらず、何のことやらわからない不安な気持ちのまま、やっと病院に着いて夜間受付けを終え、
すぐに当直の看護師さんが対応してくれて、(どうしましたかねえ?)(これは今日の当直は内科の先生だから(?)、小児科の先生に直ぐに来てもらいましょう!)ということになって、どうやら小児科の先生は割と病院の近くにお住まいのようで、(直ぐ先生が来るからね!大丈夫だよ!)と息子にも声を掛けてくださって、それから待合室の長椅子に座って3人で待っている間も、妻と私とで代わる代わる、静かに痛みを我慢している息子に、(ガンバレ!ガンバレ!)と声を掛けていました。
かれこれ20分ほど経った頃でしょうか、突然息子が、(僕、もうバンガレないよ~!)と涙声で呟きました。妻と私とで顔を見合わせ、[ガンバルがバンガルになってるけど(苦笑)、(けなげにも頑張ってるんだね!)と言い合って、何だか夫婦二人ほのぼのと、我が息子ながら偉いぞ!と夫婦で内心思いながら、(もう先生が来てくれるからね!)と一生懸命に励まします。
程なくして看護師さんが、(小児科の先生が来ました!どうぞ診察室に!)、早速診ていただいて先生曰く、これは、「肘内障」(小児性亜脱臼)ですね!息子に(今すぐ良くしてあげるからね!)そして、処置は一瞬で終わり、(はい!大丈夫だよ!)息子も何事も無かったかのように、普段の元気な表情に変わりました。[笑)。
この出来事は、その後、事あるごとに、夫婦二人の、息子の「バンガル」ほのぼの事件として、夫婦で励まし合う時の「大切な想い出」になりました。4歳の息子でさえ、痛みを我慢して泣きもせず静かに頑張っていたんだからと、、、。
今回、黄昏ひとり老後を懸命に生きるすべての人に捧げるライフブログサイト「波乗り天風・黄昏ジェーン」夫婦で大切にしていた言葉「バンガレ!」を胸に刻んで!「黄昏ジェーン」バンガってまいります!笑顔。
【ナルーの意味】
ハワイ語で【Nalu】(ナルー)
・「幸せを運んできてくれる」
・「目標に挑戦して乗り越える」
・「波に乗ってうまくいく」
・「永遠の愛」
波打ち際には、島にはない様々な
珍しいものが打ち上げられているので、
波は幸せを運んできてくれる力があると
信じられています。
波に繰り返しチャレンジして乗り越え、
成功をつかむ。
波に乗ってうまく物事が進む。という
成功の意味としてたとえられています。
また、美しい砂浜に途切れることなく
寄せてはかえす(波)は、
決してなくならないことから、
「永遠の愛」の意味があります。