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書道の歴史(書道史)
書道の歴史(書道史)は、
美術に関する史学の一部門であり、
本源である中国の書道史と
傍系である日本の書道史の
2つに大別することができる。
書道史において、現存する筆跡が
もっとも重要な資料として活用され、
その筆跡のもっとも重要な点は、
いつの時代に、誰が、何の目的で書いたか
ということである。
書人[中国]
称号 | 書家 |
---|---|
書聖 | 王義之 |
草聖 | 張芝(草書)・張旭(狂草) |
二王 | 王義之(大王)・王献之(小王) |
二大宗師 | 王義之・顔真卿 |
〈その他称号〉古今の三筆・初唐の三大家・唐の四大家・宋の四大家
・楷書の四大家・四賢
書人[日本]
称号 | 書家 |
---|---|
三筆 | 空海・嵯峨天皇・橘逸勢 |
三跡 | 小野道風(野跡)・藤原佐理(左跡)・藤原行成(権跡) |
書の三聖 | 空海・菅原道真・小野道風 |
世尊寺流の三筆 | 藤原行成・世尊寺行能・世尊寺行伊 |
〈その他称号〉寛永の三筆・黄壁の三筆・幕末の三筆・明治の三筆・昭和の三筆・近代書道の父・現在書道の父
書論
書論とは、書道日関する理論のことで
一般的にはその著作物を指し書論書ともいう。
芸術はまず物作りから始まり、
あとから理論が体系付けられてくる。
永井書の歴史の中で文字を書く
という行為が造形芸術となり、
中国・日本で書道に関する
理論が展開された。
中国の場合、文字の書体の
起源から始まり、書法、書品、
などを述べることが多く、
初期の書論においてすでに書の
本質的な価値が論じられている。
これに対して日本の書論では、
書式や故実が語られ、中世・近世は
特に家の格式や書風を伝えることの
価値が重視された。
中国最古の書論は、後漢時代に著された
趙壱の「非草書」である。
日本最古の書論は、
唐様では空海の「編照発揮性霊集」、
和様では平安時代後期に著された
藤原伊行の「夜鶴庭訓抄」とされる。
また藤原教長の口伝を藤原伊経が記録した
書道秘伝書「才葉抄」も1177年頃のものである。
[wikipedia参照引用]
◆まさに書の道を歩むことは、
その悠久の歴史を辿るに等しく、
人の道そのもののような気がする。
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