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⭐️潮騒詩集

【エドガー・アラン・ポー】「ひとり」子供時分からぼくは他の子たちと違っていた。他の子たちが見るように

古今東西、多くの詩人たちの作品、
     〈潮騒の詩集〉

「ひとり」

「ひとり」

子供時分からぼくは

他の子たちと違っていた

他の子たちが見るように見なかったし

普通の望みに駆られて

夢中になったりしなかった。

悲しさだって、

他の子と同じ泉からは

汲みとらなかった

心を喜ばす歌も

みんなと同じ調子のものではなかった

そしてなにを愛する時も、

いつも

たったひとりで愛したのだ。

だから

子供時分のぼくは

嵐の人生の前の

静かな夜明けのころのぼくは

善や悪のはるかむこうの、

あの神秘に

心をひかれたのだった。

そして今も、そうなのだ。

今も、あの奔い流れや、泉に、

山のあの赤い崖に

金色にみちわたる秋の陽の

自分をめぐる輝きに

疾風のように空をよぎる

あの稲妻に

雷のとどろきに、

そして嵐に

そして雲に

(青い大空の中でそれだけが)

魔力ある怪物となった雲に

そうなのだ、

そんな神秘にひかれたのだ。

〈ポー詩集・加島祥造編「岩波文庫」より〉

ポー19歳の時の作品。

少年期の孤独、その「闇」の神秘性への

驚きを手放すことのできなかった者だけに見える

「詩あるいは愛の水源」

〔エドガー・アラン・ポー〕

1809年〜1849年

アメリカ合衆国の小説家・詩人・評論家。

旅役者であった両親を早くに失い

名付け親の商人アラン家に引き取られ、

17歳でバージニア大学に進む。

学業成績は極めて優秀で、

詩人としても認められるが、

賭博、大酒で悪名を馳せる。

その後賭博の借金が原因で、

大学を退学。陸軍に入隊。

その後、文筆で身をたてるべく、

詩や短編小説を創作し始める。

世界初の推理小説と言われる

「モルグ街の殺人」、

暗号小説の草分け「黄金虫」など、

多数の短編作品を発表。

ポーはアメリカにおいて

文筆だけで身を立てようとした

最初の著名な作家であったが、

名を得てからもその生活は
ほぼ常に貧窮の中にあった。

〈wikipedia引用〉

ABOUT ME
大塚文彰
・1958年生まれ ・孤低の黄昏ブロガー・趣味サーフィン(若い頃) 80年卒業後、薬品会社勤務の後83年脱サラ会社起業~現在に至る。傍ら縁あって出会った天風哲学を独学実践中!還暦を機に法人解散しフリーランス活動中。 60代一人暮らしを笑顔で暮らす。
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