ブルーに恋して
優しく、強く、晴れ晴れと、
潮騒詩選集

【倚りかからず】茨木のり子(作)

ひとりの詩人からは一つの作品だけを選んだ
     〈潮騒詩選集〉

[倚りかからず]

もはや

いかなる権威にも倚りかかりたくはない

ながく生きて

心底学んだのはそれぐらい

じぶんの耳目

じぶんの二本足のみで立っていて

何不都合のことやある

倚りかかるとすれば

それは

椅子の背もたれだけ

{作者略歴}

茨木のり子(ペンネーム)

1926年6月12日大阪府大阪市生まれ。
2006年2月17日(79歳没)

詩人、エッセイスト、作家、脚本家。

代表作
「見えない配達夫」「鎮魂歌」
「自分の感受性くらい」「倚りかからず」など。

ヒューマニズムに溢れる詩風で知られる。
そのていねいな暮らしぶりは、死後もなお、
多くの人の憧れの対象となっている。
凛としてありのままに生きた茨木のり子。
その詩を読めば、私たちはもっとシンプルに
まっすぐに生きることができるかもしれない。
〈「別冊太陽」より引用。〉

ABOUT ME
大塚文彰
・1958年生まれ //・ブルー愛好家//・趣味〜サーフィン(若い頃) 80年卒業後、薬品会社勤務の後83年脱サラ会社起業~現在に至る。傍ら縁あって出会った天風哲学を独学実践中!還暦を機に法人解散しフリーランス活動中。 60代一人暮らしを笑顔で暮らす。
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