【暮らし綴り】
日常の何気ない生活の中から、
ふと思ったこと、
ふと感じたこと、
ありのままの自分を、
カッコつけずに、
遠慮することなく、
好きなように語ります。
〈社会の底にじっと住む老楽ヤモメ〉
別府連山雪化粧令和2年12月31日
スポンサーリンク今日をもって、令和2年度が終わりを告げる。
一言で私の2020年度を表すとしたら、
”面白い一年だった!”
もちろん、365日のすべてが
面白かったかと問われたら、
決してそんなことはないのだけれども、それでも、総じてこの一年を総括すると、
”面白い一年だった!”と言える気がする。40代で父を亡くし、
50代で妻を亡くし、
60代で母を亡くし、兄弟付き合いもめっきり減って、
今では、独り立ちした息子と二人。ここ何年かは、一つ片付かない事を、
ずっと抱えたままの陰鬱とした日々
だったのだけれども、それが、
この2020年の始めに、
ようやく片付いたというのが、
やはり一番大きな理由だと思います。そしてそこからは、これまでになく
自分自身の心の声に、ようやく素直に
向き合えているような気がします。心の声に耳を傾けることによって、
より自分自身が何者なのか、
そんなものの輪郭が少しずつ
はっきりしてきたような感覚、それこそが、”面白かった”に
つながっているような気がします。今年は、コロナもあったし、
世の中の鬱々とした空気感は
この大晦日を迎えても未だ
まったく見通せないほどに
どんより漂ってはいますが、それでももう既に364日は
過ぎ去ってしまったわけで、
そして今日一日が明けると、
また新たな365日の始まりです。この過ぎ去った365日に感謝して、
そして新たな365日に向けて、
新たな誓いを立てたいと思います。この一年を面白かったと感じている自分自身を、
果たしてどこまで深掘り出来て、そしてどこまで
遠心力をもって世の中に共振することが出来るか、ちょっぴりワクワクしている自分がここにいます。
自分自身が只者だということがはっきりわかった
令和2年度、はてさて、では何者なのか?
その全体像がはっきりしそうな予感に、
ワクワクしている令和2年度の大晦日でした。笑。