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【楽学文章術】「?」で始まり、「!」で終える文章術「書ける人だけが手にするもの」第一章②

【書ける人だけが手にするもの】齋藤孝(著)

【書ける人だけが手にするもの】齋藤孝(著)

書く力は自分を知る力

話すように書けば、原稿用紙10枚書ける。

「自分の言葉」で伝える

新しい文章教室。

「?」で始まり、

「!」で終える文章術

 

自分なりの問いを立ててみよう

 

 

どのようなフックを設定し、

 

そのフックで何を

 

引っかけていくのか。

 

最初に紹介したいのは、

 

その形状からして

 

フックになっている。

 

「?」です。

 

つまり、

 

自分なりの「問いを立てる」

 

ということです。

 

「なぜ?」「どのように?」

 

といったはてなマークが、

 

いったん頭の中に浮かべば、

 

誰でもその答えを

 

探したくなるでしょう。

 

最初に問いを立てれば、

 

それがフックとなって、

 

さまざまな思考や情報を

 

引っかけはじめます。

 

こうして文章の材料が揃い、

 

構成の見通しが

 

立っていくわけです。

 

この問いのフックは、

 

「読者の関心を引っかけるフック」

 

としても機能します。

 

シンプルでありながら効果的、

 

幅広く応用がきく

 

フックだといえるでしょう。

 

この「問い」のフックは、

 

「なぜ〇〇は△△なのか、

 

あなたは考えたことが

ありますか?」というように、

 

文章の冒頭で問いかけると、

 

よりその効果を発揮します。

 

読み手が最初に目にするのは、

 

当然ながら文章の一行目です。

 

そこで読者の心のひだに、

 

引っかけることができれば、

 

その先も読んでもらえる確率は

 

高くなります。

 

「なぜ〇〇は△△なのか?」

 

と問われたら、

 

読者は先を急ぎたくなる

 

というわけです。

 

「問い」のフックで、

 

「答え」を引っかける。

 

さて「問い」から始めたからには、

 

やはり

 

「答え」に辿りつかなければ、

 

文章はまとまりません。

 

スタートが「?」とくれば、

 

「!」をゴールにするのです。

 

書き手である自分が、

 

「そうだったのか!」と、

 

驚くようなことを結論として

 

導いてくることができれば、

 

その「!」は同時に読み手の驚きにも

 

なってくれるでしょう。

 

「?」のフックで、最終的には「!」を

 

引っかけてくれば、

 

実に歯切れよく、

 

読みごたえのある

 

文章になるのです。

 

疑問文でタイトルをつけてみる

 

ちなみに、

 

最初に立てた問いは、

 

文章の表題として

 

使うこともおすすめです。

 

問いの文言をそのまま、

 

文章のタイトルとして

 

つけてみるのです。

 

書籍や雑誌記事などのタイトルでも、

 

「なぜ〇〇は△△なのか?」

 

式のものを多く見かけます。

 

言葉のプロたちが練りに練った末に、

 

こうしたタイトルをつけているのは、

 

「問い」が人の興味関心を引き、

 

好奇心を刺激しやすいからに

 

ほかなりません。

 

タイトルは、読む人が、

 

最初に目にするところです。

 

タイトルを問いかけ式にするという

 

やり方そのものが、

 

読者の関心を引っかける

 

優れたフックになるのです。

 

「?」があれば、

 

思考も文章もどんどん進む

 

ある「問いかけ」から

 

生まれたベストセラー

 

「問い」とは興味関心の

 

スタートラインです。

 

ひとたび「問い」が立てば、

 

そこから思考が

 

どんどん広がります。

 

そして「?」の形の通り、

 

問いそのものが「フック」となって、

 

身のまわりや世の中、

 

知識の世界から

 

文章の材料を

 

引っかけてきてくれるのです。

 

かつてベストセラーになった

 

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

身近な疑問からはじめる会計学』

という本があります。

 

 

この本は、

 

そのタイトルの通り、

 

著者が日常で感じている

 

「素朴な問い」が

 

スタートラインに

 

なっています。

 

「さおだけ屋のトラックを見かけても、

 

客がさおだけを

 

買っているところを

 

見たことがない。

 

それなのに、

 

なぜ潰れないのか?

 

どうやって商売が

 

成り立っているのか?」

 

そんな疑問をもったことが、

 

本書の出発点だったと

 

著者は書いています。

 

一冊の本ですから、

 

200ページほどの

 

ボリュームがあります。

 

ところが、

 

著者が最初に立てた問いであり、

 

タイトルにもなっている

 

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」

 

について書かれているのは、

 

実はそのうちの

 

ほんの一章程度です。

 

では、ほかに何が

 

書かれているのかというと、

 

「表向きの商品とは違うもので

 

商売を成り立たせている」という、

 

さおだけ屋と同じ仕組みで

 

成立している別業種の

 

事例なのです。

 

つまり、こういうことです。

 

最初の問いは、たしかに

 

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」でした。

 

その答えを追求したら、

 

「表向きの商品とは違うもので

 

商売を成り立たせている」

 

というさおだけ屋の特殊な

 

ビジネスモデルが見えてきた。

 

では、ほかにも同様のモデルで

 

成立している業種は

 

ないだろうかと、

 

さらに世の中を見渡してみた。

 

こうして、最初の

 

「?」をフックとして

 

引っかけてきた

 

別業種の事例が、

 

実に本書の大半を

 

構成している

 

というわけです。

 

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」

 

という問いは、

 

書き手と読み手の双方にとって、

 

強力な「フック」だったと

 

いえるでしょう。

 

書くネタを引っかけ、

 

書き手の思考と文章を

 

押し進めていくフックとしても、

 

「そういえば、なぜだろう?」と

 

読者の興味関心を引くフックとしても、

 

「?」が非常にうまく機能した

 

好例なのです。

 

その結果が、

 

この本の大ヒットに

 

つながったのでしょう。

 

すべてのものに

 

「?」「!」が眠っている

 

「文章を書く」という視点でいえば、

 

一見、当たり前のように

 

見えるものにも、

 

「?」と「!」が眠っている

 

という事実です。

 

どんな身近なことでも、

 

まずは「?」を探そうとする目で

 

物事を見つめることが、

 

そのまま文章を書く力、

 

そして読ませる力に

 

つながっていくのです。

 

さおだけ屋の軽トラックは、

 

誰もが日常的に目にしてきたもの、

 

誰もがうすうす不思議だとは

 

思っていたけれど、

 

じっくりと考えてみようとはしなかった。

 

それだけ、この本の著者は

 

目のつけどころがよかった

 

ということですが、、。

 

 

「?」は驚くほど身近にある

 

 

 

ABOUT ME
大塚文彰
・1958年生まれ ・孤低の黄昏ブロガー・趣味サーフィン(若い頃) 80年卒業後、薬品会社勤務の後83年脱サラ会社起業~現在に至る。傍ら縁あって出会った天風哲学を独学実践中!還暦を機に法人解散しフリーランス活動中。 60代一人暮らしを笑顔で暮らす。
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