哲学者プラトンの思想とともに語られてきた言葉「真・善・美」
![](https://naminoritenpu.com/wp-content/uploads/2022/02/28273FF3-6203-4F3B-A7B0-F0FE6451A528-300x196.jpeg)
真善美とは?
洗練された人生を生きる上での普遍的価値概念。
しなやかに生きる人が大切にする価値観。
近代になってカント哲学の影響によって広まったとされる。
![](https://naminoritenpu.com/wp-content/uploads/2022/02/CEE10CBE-A7AB-4C95-8E89-40A51023831D-300x200.jpeg)
認識上の「真」と、倫理上の「善」と、審美上の「美」。
理想を実現した最高の状態を言い。
この三つは、それぞれ論理学、倫理学、美学という
独立の学の主題であるとみられる場合もあるし、
また「価値論」で、相互に関連し合った
統一的な価値とみられる場合もある。
生きる上での究極の理想を「真・善・美」と表現する。
真(嘘偽りのないこと)、
善(正しいこと)、
![](https://naminoritenpu.com/wp-content/uploads/2022/02/66E618B6-7313-4F3A-B840-8EEBC6F7C06A-300x214.jpeg)
「美」とは調和のことである。
美しいさまのこと。必ずしも視覚的なものにとどまらず、
むしろ感覚的な美を指すと考えられます。
真と善の調和が美である。
反対概念は「醜」。
「真・善・美」の反対概念は、「偽・悪・醜」。
嘘偽りだらけで、人の道に反し、醜いということ。
「真」の弓は偽らず、
「善」は、平常心に宿り、
「美」は、「真」と「善」の結晶である。
![](https://naminoritenpu.com/wp-content/uploads/2022/02/7C9B176B-8B01-4693-B8BF-62F76CA41374-300x213.jpeg)
人生の指針としての「真・善・美」
充実していて幸せな人生を送る秘訣として、
「指針や心の拠り所となる考え方を持つこと」が、
挙げられます。
誰しも人生をどう生きていけばよいか、
迷うことはあると思います。
ましてや複雑でストレス多い現在社会において、
また特に衣食住に困りにくい先進国においては尚更、
最低限生きていくことが出来うる世の中においては、
次に人が悩むのは、「どう人生を生きるか」です。
何かに迷った時、自分を見失いそうな時、
「真・善・美」という価値観を思い出すことは、
きっと役に立つはずです。
困難な場面でも、
きっと道を踏み外さずに済むはずです。
「真・善・美」を人生の指針や心の拠り所として
大切にしながら生きていくことで、
自分自身が幸せで充実した人生を送れるだけでなく、
周りをも幸せに出来る人間に近づけるとしたなら、
これ以上望むものはないことかも知れません。
偉大な経営者、パナソニックの松下幸之助、
ユニクロの柳井正、
アップルのステイーブ・ジョブス、
組織を率いる経営者の身ならず、
人としてより人生を豊かに幸せにするためにも、
この「真・善・美」を体現することを
目標とすることは素晴らしいことであり、
洗練されてしなやかな人生に通じます。
![](https://naminoritenpu.com/wp-content/uploads/2022/02/8CC3E919-91C7-414B-9094-564399E9DA77-300x225.jpeg)