中村天風&池田晶子
怒らず、恐れず、悲しまず、〜悩むな考えよ。
文彰のブログ

黄昏一人暮らし”一期一会”が身に染みる、人生の黄昏時を淡々と刻む

黄昏ブロガー・ナルーの気ままなブログ

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一期一会”、子供の頃から、何度も耳にし、目にしてきた言葉ではありますが、中高年も過ぎ、還暦過ぎて受けるその言葉の重みや印象、感じ方は、若さに任せて過ぎ去った歳月の頃の受け止め方とは、全く違う言葉の印象です。”一期一会”「生涯にただ一度会うかどうかわからぬほどの縁。出会いを大切にすることのたとえ。」「その出会いが生涯に一度しかないと心得て、その出会い、機会に、全力で、誠心誠意を尽くす」とあります。最近、とみにこの言葉を思い起こすことが多くなりました。やはり、還暦過ぎて、人生の黄昏時を迎えて、少し人生にセンチメンタル(感傷的)な趣きを感じることが多くなった気がします。まあ、ある意味、人として、それも至極当たり前の感性のような気もしますが、(笑)。本来の”一期一会”の意味合いとは、少し微妙なところはあるのですが、最近とみに、出会いと別れが身に染みる、というか、心に残る、というか、本当に、その瞬間、その期間を、誠心誠意、大切にしないとなあ!と、・・・、まあそれも、この年齢故の、別れの数の積み重ねが、そう思わせているところもあるのだとは思いますが、
今宵、そのセンチメンタル(感傷的)な空想の森を彷徨った原因は、私が今住んでいる集合住宅の、同じフロアに住んでいた素敵なご家族が、つい先日引越しをされて、それ以来、毎日共用通路に出る度ごとに、あ~もう居ないんだなあ~、あの素敵な姉妹のお姉さんの方は、来春からは東京の一流私学に行くって言ってたなあ、もう二度と会えないのかも知れないなあ~なんていうところから空想の森を彷徨い始めました。(笑)。でも、その森の彷徨いは、すごく心地の良い時間でもあり、その森を抜け出た先には、すごく暖かい希望の光が射し込んでいて、あたかもそれは、彼女の未来を暗示するような、素敵な時の空間でした。これから先も、出会いと別れを繰り返していくのが人生なんだなあ、と、そう考えると、考えるものがありますね、今紡いでいる人との時間を、今持っている事との機会を、もっともっとより大切にしないと!”一期一会”が身に染みる夜、今日この頃でした。(笑)

などと綴っていたのが、ちょうど2年前の今頃でした。

2年前の今頃は、マンションの非常階段で、

夕涼みをしながら感傷に浸っていたんだなあなんて、

今また、当時住んでいたマンションの辺りを

少し小高い丘の上から眺めながら感傷に浸る、

人生の黄昏時を淡々と刻むひとり老後の

ショローの男が”一期一会”を胸に刻んでいます。苦笑。

ABOUT ME
文章fumiaki
・1958年生まれ たそがれヤモメ・趣味〜サーフィン(若い頃) 80年卒業後、薬品会社勤務の後83年脱サラ会社起業~現在に至る。傍ら縁あって出会った天風哲学を独学実践。還暦を機に法人解散しフリーランス活動中。 海とトラッドを愛し笑顔で暮らす。
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