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【天風哲学】書籍

研心抄 中村天風(著)

「気の確立」

研心抄 中村天風(著)この書は天風三部作の「真人生の探求」の内容を更に深く哲学的に、科学的に説いた書です。
序文において天風は、この書は、題名の示す通り、心を研ごうと欲するものへの、理解参考とその資料及び要項を与えることをその狙いとしたものである。と記し、さきに上梓した「真人生の探求」に記述した生命法則並びに応用法を、更に深く哲学的に、また科学的にその理解を訳したもので、
いわば人間学の一分野として、心身の統一を具体化し、正当に自己向上を成し、人間に与えられた生命への幸福を遺憾なく獲得する事が、この著の目的である。と記しています。

いま一人医学博士の平川公行氏が序文を寄せられ、「世の荒波に」「いばらの道」に、人々は悩む。怒りに、悲しみに、憎しみに、ねたみに、人々は日夜自らをさいなむ。人々は生きるに「力」を求める。「強い力」を求める。そして必然的に人々は万巻の書に走る。多数得道者の説話に集まる。

しかし、それらの書も説話も、人々に人々の求める「強い力」を与えない。やがて人々はまた”nothing”を繰り返しつつ、人生の海底深く沈んで行く。それは、その人々が探し当てた多数の書も説話も、ただ人々に「強い力を得よ」「強い力を出せ」と、言ってはくれるが、さてどうすればその「強い力」が得られるのか、どうすれば出せるのか、というその方法に至っては訓えていないし、否教えられないのである。
しかし、砂漠にも夜明けが来る。哲人天風が印度ヒマラヤ山麓の原始林中にて、数奇な運命によってかち得た人生哲学の理念と、「強く人生に生きる道」をここに「研心抄」という、どうすればの”HOWtodo”の書として!

天風哲学の真髄三部作「真人生の探求」に次ぐ「研心抄」、前著同様、難解ではありますが、この上なき名著です。

[目次]

第一章 自我本質の自覚
 ・第一節 「我」とは何ぞや?
 ・第二節 真我不滅の要諦(生死の正念諦観)

第二章 心に関する重要な理解と消息

 ・第一節 「心」とは何ぞや?
 ・第二節 意志の力の発現に関して

 第三章 意志と精神統一
 
・第一節 精神統一に関する理解
 ・第二節 有意注意集中の訓練法

 第四章 認識力とその養成について
 ・第一節 官能の啓発
 ・第二節 官能啓発の実際修練法

 第五章 意識に対する哲学的の考え方
 ・第一節 意識と心
 ・第二節 霊 感
 ・第三節 潜在意識の神秘

 第六章 意識と心意

 ・第一節 各種心意の性能
 ・第二節 習慣性能と霊性心意

 第七章 潜在意識応用の自己陶治 

 ・第一節 人生と自己陶治の重要性
 ・第二節 合理的自己陶治法

 第八章 意識に関する科学的の考え方
 ・第一節 心とは何を指していうか=意識の本府
 ・第二節 倫理思索と記憶

 第九章 神経系統の生活機能と心と身との関係

 ・第一節 神経系統の分類とその役割
 ・第二節 科学的に見た心と肉体との関係

 第十章 精神機能と感通作用(telepathy)に就て

 ・第一節 実験考証
 ・第二節 感通能力(telepathicpower)の発揮に関する要項
 ・第三節 テレパシーと覚官(sense)との関係に対する判断
 ・第四節 第七感的知覚=superawarenessとテレパシーの関係について
 ・第五節 テレパシーの実際的修練について

 付録 笑いと人生

序文において、
この書は題名の示す通り、
心を研ごうと欲するものへの
理解参考とその資料要項を
与えることをその狙いとしたものである。

但し、この書編纂の目的は、
敢えて吾人をして、
聖者もしくは君子人たらしめようとする、
いわゆる旧套を逐う修練を
意味するものではない。

要するに、古くからの
ありきたりの慣習を意味するものではない
と述べられています。
まさに天風独自の人間学の一分野であると思います。

ABOUT ME
大塚文彰
・1958年生まれ ・孤低の黄昏ブロガー・趣味サーフィン(若い頃) 80年卒業後、薬品会社勤務の後83年脱サラ会社起業~現在に至る。傍ら縁あって出会った天風哲学を独学実践中!還暦を機に法人解散しフリーランス活動中。 60代一人暮らしを笑顔で暮らす。
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