【波乗り天風】
「黄昏ブロガー」の私が、生きる上で心の芯に、
日々の実践信条としている天風哲学を、
この「波乗り天風」で、出来る限り要約してわかりやすくまとめていきます。
〜天の風に乗って人生の波に乗る〜
(天風哲学を芯に人生の波風に乗る)
【波乗り天風】
人生の波風を颯爽と乗りこなすための普段の「心がけ」の
真骨頂を語った一文を紹介します。
天風翁曰く
”笑い”というものは、その苦しみや悩みに疲れる心や体を、
「ほどよくこれをもって調和せよ」ということで
人間にだけ与えられた特別なものに他ならないのです。
第一、いつもニコニコしている人に病弱の人いますか?
笑顔で悲観している人や、
その精神を消極的にしている人いますか?
事実において、ニコニコ笑顔の人のそばにいるのと、
難しいしかめっ面している人のそばにいるのと、
どちらが気持ちいい?
笑顔の人のそばにいると、何となくチャームされ、
多少の悩みや悲しみがあっても忘れてしまうでしょう。
笑いは無上の強壮剤であり、また開運剤なんです!
中村天風(著)(ほんとうの心の力)
〈亡き妻の言葉〉
亡き妻が、最期を迎える一月ほど前、
入院先の病室に見舞いに訪れた際、
いつもの様にベッドに並んで腰掛け会話をしているときに、
ふと私が、「〇〇(息子)と2人でやっていけるかなぁ?」
と洩らしてしまいました。
(妻の入院中、家の中で男二人で会話も弾まず暗かった。)
すると妻が微笑みながら
「お父さん、笑顔だよ!お父さんいつも難しい顔してるから、
〇〇君(息子)怖いんだよ!」
それを聞いて、私は何故か涙が溢れ、
泣き笑いしながら、
「そうか~。」と言いながら号泣していると、
妻が微笑みながら、
「私がブログ書いてたら、お父さんを泣かす!だね。」
と言って二人で顔を見合わせて笑い合いました。
25歳で起業して以来、
ずっと常に人モノ金で、
心休まる時の少ない
中小企業経営を35年間、
いつの間にかいつも難しい顔が
当たり前のようになっていた自分、
そんな自分を、ハッと振り返って、
妻の”笑顔だよ”の一言で、
すべてが解き放たれたような安堵感、
妻への感謝の気持ちと、
妻への慈しみの気持ちが、
ないまぜになった中での号泣でした。
それから程なくして、
妻は緩和ケア病棟に移ることになりました。
「天風哲学よりの学びと、亡き妻の教え」
・身に付けないと”笑顔” まだまだです! ”反省”。
天風さんはいつの時も”笑顔”だったとの事!亡き妻もそうでした!
人生を考えるすべての皆さん、
今日も「黄昏ジェーン」に来ていただいてありがとうございます。
颯爽と、人生の波風を乗りこなして生きましょう。